人の恋を笑うな
私の恋の行方
茂徳や紀子に仕事が見つかったと報告した
もちろん、アダルト業界なんて言えない…普通の小さな食品会社だと偽った
茂徳には半年後には正社員になれるから、その時このマンションから出ていくとも伝えておいた
でも奴は昔からカンがいい。私の様子がおかしいのにすぐ感づいた
そして日曜日、私の部屋へとやってきた
『乙女、お前何か隠し事してないか?』
『そんなのしてないわよ』
『電話でもおどおどしてるし、今日も目逸らしてる』
『ホントに大丈夫だって。水商売とかそんなんじゃないからさ』
『ホントに食品会社なのか?』
『そうよ!まだまだちゃんとした仕事はさせてもらえないけど、パソコンくらい打ってるわよ』
『それならいいけど…おかしいと思ったらすぐに辞めるんだぞ?わかったな?』
『うん…わかってるよ。私だってもういい大人なんだから』
そのいい大人が、社長に一目惚れして仕事決めたなんて…茂徳には絶対言えないよ
もちろん、アダルト業界なんて言えない…普通の小さな食品会社だと偽った
茂徳には半年後には正社員になれるから、その時このマンションから出ていくとも伝えておいた
でも奴は昔からカンがいい。私の様子がおかしいのにすぐ感づいた
そして日曜日、私の部屋へとやってきた
『乙女、お前何か隠し事してないか?』
『そんなのしてないわよ』
『電話でもおどおどしてるし、今日も目逸らしてる』
『ホントに大丈夫だって。水商売とかそんなんじゃないからさ』
『ホントに食品会社なのか?』
『そうよ!まだまだちゃんとした仕事はさせてもらえないけど、パソコンくらい打ってるわよ』
『それならいいけど…おかしいと思ったらすぐに辞めるんだぞ?わかったな?』
『うん…わかってるよ。私だってもういい大人なんだから』
そのいい大人が、社長に一目惚れして仕事決めたなんて…茂徳には絶対言えないよ