人の恋を笑うな
恋する妻と恋する夫
会社は社長の言う通り変わることはなかった
朝は掃除してコーヒーいれる。社長室にコーヒーを運び、仕事をいいつけられる
週一にコラム書いたり、たまに大阪組の助っ人に行く
そして梅雨が開けて晴天の続く時、茂徳達の引越しが始まった
『ねねさんは絶対動かないでね、指示だけくれたらいいから』
『でも悪いわ』
『大丈夫!木陰でお茶飲んでてくれたらいいの』
引越し業者のトラックがやってきて次々と荷物を運んでゆく
その中には双子用のベビーベットがあった
茂徳のご両親のプレゼントだろうか?
昼過ぎに荷物は運び終えた
私は近所のコンビニに、お弁当とお茶を買いに行った
積まれた段ボールの中で、私達はお弁当を食べ始めた
『意外と早く終わったな』
『後は何日かかけて段ボール開けて整理するだけ…明日からお母さんや姉さん達が手伝いにきてくれるの』とねねさんは嬉しそうに言った
『ねねは三人姉妹の末っ子なんだ。お姉さん達の旦那さんは畳職人さんだよ』
『そうなんだ。心強いですね』
『みんな私の子供は諦めてたから…』
『神様の贈り物だな』
私も二人をみると、子供が欲しくなってきた
出来るんだろうか?私にも…
社長に子供の話ししてみようかな…
朝は掃除してコーヒーいれる。社長室にコーヒーを運び、仕事をいいつけられる
週一にコラム書いたり、たまに大阪組の助っ人に行く
そして梅雨が開けて晴天の続く時、茂徳達の引越しが始まった
『ねねさんは絶対動かないでね、指示だけくれたらいいから』
『でも悪いわ』
『大丈夫!木陰でお茶飲んでてくれたらいいの』
引越し業者のトラックがやってきて次々と荷物を運んでゆく
その中には双子用のベビーベットがあった
茂徳のご両親のプレゼントだろうか?
昼過ぎに荷物は運び終えた
私は近所のコンビニに、お弁当とお茶を買いに行った
積まれた段ボールの中で、私達はお弁当を食べ始めた
『意外と早く終わったな』
『後は何日かかけて段ボール開けて整理するだけ…明日からお母さんや姉さん達が手伝いにきてくれるの』とねねさんは嬉しそうに言った
『ねねは三人姉妹の末っ子なんだ。お姉さん達の旦那さんは畳職人さんだよ』
『そうなんだ。心強いですね』
『みんな私の子供は諦めてたから…』
『神様の贈り物だな』
私も二人をみると、子供が欲しくなってきた
出来るんだろうか?私にも…
社長に子供の話ししてみようかな…