人の恋を笑うな
今年の連休は5日間もあった。朝から駅についたと夏子から電話があった


私はまだ日差しの強い外を歩き駅に向かった


途中暑くてアイスを買い、食べながら駅までいった


『ちょっとお姉ちゃん!今時子供だって、食べながら歩かないわよ』といきなり叱られた


相変わらずキツイ女だ…こっちは心配してやってるのに…


『だって残暑すごいんだもん…まあゆっくりしてってよね!』と私は引き攣りウインクをした


『でも東京きたの久しぶり…あ、お姉ちゃん引越したんだよね』


『うん、茂徳の友達が一年北欧いくからその間4万で貸してもらってる』


『一年って…まさかお姉ちゃんそのあとの事は考えてなかったりして…』


『ちゃんと考えてます。12月に正社員になるんでその時引越しするの』


『よかった…そうだよね。お姉ちゃんももう30なんだからそこまで無謀じゃないわよね』


恋愛は無謀ですけどね


マンションにつくと、夏子は少し感動していた


『オシャレな部屋!これで4万なんて』


『茂徳のインテリア会社の同僚だもの。すべてデザインしたんだって』


『そうなんだ〜すごいね』


夏子はあちこちのインテリアをみてまわった
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