青
第16章
見守りし者
憲二 由美side
「で、どうだった?あっちは??」
『そりゃ、スゴかったわよ!!』
それから由美が機関銃のようにしゃべりだした。
五年ぶりに訪れた以前の職場では、美雨が来るということで、仕事をすべてストップし、パーティー会場の様に飾り付けが行われていたそうだ…。
『昔、美雨を可愛がっていた懐かしい顔が勢揃い!
もう退職した人も…
違う事務所に移った人も…みんな集まってたわー!』
「そりゃ、スゴいな。」
『んもー!あたしも田中さんも、(お!元気か?)ぐらいで、ほったらかし!』
「あはは!」
『みんな…美雨を抱きしめて離さなかったわ…
本当に心配してた…
みんな泣いちゃって…』
「美雨は本当に幸せ者だな。」
『ええ。本当に…』
「ようやく歩きだしたな」
『光のおかげね』
「ああ……。」
『どうしたの?』
「うん、そろそろ光にちゃんと話してやらないとな」
『…そうね。』
「もう、二人とも大人なんだ。大丈夫さ。」
俺達からちゃんと光に説明しよう…
美雨のすべてを…
「で、どうだった?あっちは??」
『そりゃ、スゴかったわよ!!』
それから由美が機関銃のようにしゃべりだした。
五年ぶりに訪れた以前の職場では、美雨が来るということで、仕事をすべてストップし、パーティー会場の様に飾り付けが行われていたそうだ…。
『昔、美雨を可愛がっていた懐かしい顔が勢揃い!
もう退職した人も…
違う事務所に移った人も…みんな集まってたわー!』
「そりゃ、スゴいな。」
『んもー!あたしも田中さんも、(お!元気か?)ぐらいで、ほったらかし!』
「あはは!」
『みんな…美雨を抱きしめて離さなかったわ…
本当に心配してた…
みんな泣いちゃって…』
「美雨は本当に幸せ者だな。」
『ええ。本当に…』
「ようやく歩きだしたな」
『光のおかげね』
「ああ……。」
『どうしたの?』
「うん、そろそろ光にちゃんと話してやらないとな」
『…そうね。』
「もう、二人とも大人なんだ。大丈夫さ。」
俺達からちゃんと光に説明しよう…
美雨のすべてを…