光は呆然と立ち尽くしていた





「光…ここに座りなさい」




三人で向きあう





『俺……』



「何があった?」








『舞が…美雨に掴み掛かって…

それで…美雨の胸元…

傷が見えた。

それを舞が…けなした…』





「…あの女っ!」


「由美、落ち着け!」


『俺…美雨の所に行かなきゃ』




「光…行く前に話しを聞け。」



「本当は美雨、自分であなたに話すつもりだったの…
でももう…あの子につらい思いはさせたくない…
あたし達から話すわね」




『……』











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