『…光…』





「俺の隣にいてくれる?」




『私も愛してる。

光の隣にいたい。』






「俺に美雨のすべてをくれないか?」






美雨が小さくうなずく





『全部あげる』








そっと服に手をかけた




全身にお互いの肌が触れあい、体温が伝わる。






傷の上を指でなぞる






「怖い?」






『…大丈夫。』











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