朝日

美雨side





『……んっ、』






あれっ?


体が動かない




あぁ、そうか…




私は、光にがっしりと抱き込まれていた。





まだ眠っている光は

なんだか、あどけなくて
可愛い





『そっか、光は年下だった…』






昨日、いつの間に眠ってしまったのだろう…







たぶん…

顔から火が出ている…



絶対に火が出てしまっている…





昨日の事を思い出し 


一人、腕の中でうろたえる



恥ずかしい…







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