青
歩きだした二人
「あのー…美雨さん?
あまり激しくハグされると
お互い裸なことですし、
困ったことになりますよ」
『!!!?』
「さっ!起きて朝ご飯食べよー」
『うん!』
それから食べ終わった食器を二人で洗いながら話した
『…ねぇ光。
さっきの話しなんだけど…』
「…ま、まさか!?
やっぱり年下だからイヤって言うつもりじゃー!?」
『あっ!気にしてたんだね。ごめんね?光が年下なのは全然イヤじゃないよ?そうじゃなくて…』
「そうじゃなくて??」
『もう!落ち着いて!』
「ブゥブゥ…」
『やっぱり光の所じゃなくて、ここで住まない?』
「…ブゥ??」
『んー、よく考えたら
この部屋の本を運ぶのは大変だし、場所もないでしょ?』
「本当だ!
たぶん入りきらないや…」
『じゃ、そういう事で!
ちなみにこのマンション、ペット可だからターボ君も一緒に住めるの!』