しばらく二人で
飲みながら話した。



久しぶりの楽しい時間に、すっかり気を良くした俺はつい思っている事をつぶやいてしまった。



『会いたいな』


「この前、言ってた子?」


『…っ、別に!』


「きっと会えるさ」



『…ムリっすよ。』




その時、憲二さんの携帯がなった



「おぉー由美!着いたか!
早く入ってこい!」


『うわっ…

スゲー…ニヤケてる』




しばらくすると
由美さんが誰かと話しながら、歩いてくる音が聞こえた。



『ん?誰か一緒?』



憲二さんに声を掛けたが

ニヤニヤして何も答えない











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