青
「よし!!
二次会に行こう!!」
由美ちゃんからの突然の知らせに、私はもう飲めないと言った。
「二次会の場所は、落ち着く場所だから大丈夫!!」
「『賛成ー!』」
私の意見はあっけなく却下され、三人は盛り上がっていた。
それから、
店を出て四人で歩いた。
憲ちゃんと由美ちゃんは、さっさと前を歩いている
二人と少し距離を置いて
彼が私の横に居る
今日は、二人にヤラレタなぁー…と考えながら歩いていると、ふと視界から前の二人が居なくなった…
『…あっ!』
「走ろう!」
私の手を引きながら
彼が笑った。
二人がいたのは、コンビニだった。
カゴにはすでに大量のお菓子や飲み物が入っている。
『急に消えないでよ!
由美ちゃん!』
「ゴメン、ゴメン!
ちょっと買い出し!」
『…??二次会は?』
「行くよー!
さっ、こんなもんかな?
あ、外で待ってて。
憲二〜!レジに行こう」
彼と私は、理解出来ないままコンビニの前で待った。