「おまたせー!行こう。」





結局、どこに行くのか分からないままタクシーに乗りこんだ。




しばらく会話に気を取られていると…

見覚えのある風景だという事に気付いた…





「あ、運転手さん、

その先のマンションで降ります」




由美ちゃんがそう告げた


マンションは…




間違いなく私の自宅だった





どやどやと降り、
現状に気付いていない彼が一言





「このマンションにお店が??」











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