青
光side
「スゲー……」
俺は驚きを隠せなかった。
まず…
二次会が、美雨さんの部屋だということ。
(内心、美雨さんの部屋を見られるというサプライズに、こっそりガッツポーズ+企画者の二人に感謝)
部屋に入ってさらに驚いた
俺はもう探検せずにはいられない感じで…
キョロキョロしていると、
美雨さんが少し照れながら
『気になるなら、色々見てイイよ』と声をかけてくれた
一人には広過ぎる空間
大きな本棚にぎっしりの本
その横にも無造作に本が積まれている。
別の棚には同じ様に、DVDがかなり収められている。
決して、散らかっている訳ではなく…
一つ、一つ、
インテリアの様に…
この空間で、
静かに、静かに…
共存している様だった。
本棚に近寄って、気付いたが本の大半が洋書だった。