青
彼の車でスピカへ向かった
緊張して話せないかと思ったが、彼の顔を見たらなぜか落ち着いて…
リラックス出来た。
『わぁー!スゴい!』
店に着くなり、
見る物すべてが素敵で…
すっかり彼の事を忘れ、
椅子に座ってみたり
飾り棚の引き出しを開けてみたり
装飾がとても美しい机にうっとりしていたら
彼の笑い声が耳に届いた…
ハッ、とした時には
もう遅かった…
「ゴメン、美雨さんのそんなに動き回ってる所、見たの初めてだから
つい…可笑しくて…フフッ」
『どこから見てたの?!
恥ずかしい…』
「初めからずっと。」
『…っ、…しまった』
「ププッ…可愛いー」
『か、可愛いくないもん』
「はい、はい
さっ、開店準備!」
『はい!店長!』
「『アハハハー』」