『なんの用だ?』



「光と話しがしたくて。」





舞は…


最近、この辺りで俺を見かけ、会いたくてウロウロしていたと言ってきた。






(ウー…ワンワン)





ターボが嫌な空気を感じ取り、舞に向かって吠え出した。




美雨がターボを連れ、
この場から離れようとした時、



舞が言った。






「彼女?」









『いえ…。ターボ行こ!』







その時の美雨は、

なんだか泣きそうで…

そんな顔をさせてしまっている自分に腹がたった。









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