空っぽな星
少年は、また歩く事にした。すると、一冊の本が落ちていた。

 その本を見て少年は、驚いた。そこには地球が誕生してから未来にかけての事が事細かに綴ってあったのだ。

 今こうして皆居なくなっちゃった事。そして、今後どうなってゆくのか書いてある。

 遥か昔、地球が誕生した。地球には、緑がいっぱい溢れてて、空気も澄んでいて、辺り一面花の香りが漂っていて今とは、比べ物にならない位美しかった。

やがて、微生物が誕生し、どんどん進化を重ねてゆき、やがて人間に。

人間は、実に欲張りだ。地球は、様々な生物を見てきて思った。

どんどん、汚されてゆく‥。

地球は、人間共に自然を奪われた。

次は、地球が人間共から奪う番だとそこには、書かれていた。

一体誰が書いたのだろうか。
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