女装彼氏。
もう
みくだって本気で恋したいよ・・・
その夜
『みく!
みくいるか?』
『・・・あ~い
何?じいちゃん』
みくはじいちゃんと小さい時から
二人暮らしだった
それが不満だとか一度も思った事なんてないし
父親同然にみくの事を可愛がってくれていて
みくのこういう格好にも理解してくれる
そんなじいちゃんが今でも本当に大好き。
『実はな、
じいちゃんの知り合いが高校の理事長になったんで
その人がみくをうちの高校にどうだ・・・って
言ってるんだが
みくはどうしたい?
距離的にはこの家から全然行ける距離だから
何も問題ないんだけど・・・
みくはどうしたい?』