女装彼氏。

『は・・・っ?』

『おおかた、みくがらみでしょ?
 そうだなぁ・・・
 みくが刹ちゃんの事本気じゃないとか
 女として見てないとか・・・
 そういう感じかな?
 違う?』

うわ
ドンピシャ
何でコイツ分かん・・・

『違わないんだ』


黙りこくったアタシの顔を見て
確信した様子のみく。


『・・・でもさ
 先生の言ってること、
 間違ってないだろ?
 アタシなんか女として見てないって
 当たり前の事だし!!』

アハハ、と笑いながら言うと

『・・・バカじゃないの?』

『・・・え?』

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