女装彼氏。
シャッとカーテンを閉めて
改めてみくの持ってきた服を見る。
そこには今まで着た事のないような
ピンク、赤などのひらひらしたものばかりが
あった。
・・・こんなん着れるかよ・・・
試着するのを躊躇ってるアタシに
『刹ちゃんっ
まだぁ~?』
と
急かすみくの声がした。
・・・もういいっ
笑われておしまいでそれでもう帰れる!
なるようになれっ!!!
アタシは目の前にあった赤のワンピースに
手をのばした
『みく!
・・・着れた』