年下の君に愛されて、、、【長編】
占いは正解? side優衣花
『……の今日の運勢は、第一位!衝撃的な事がおこるかも!?』
ポチッ…
テレビの前に立ち、
リモコンを片手に電源のボタン
を押してテレビを消す。
んー…一位ねぇ…。
当たるのかな本当に、
良いときは信じるけど
悪いときは
どうせ占いじゃんっ
て思っちゃうのが占いなわけで。
ま、今回は一位なんだし?
衝撃的なことはないかもしれない
だけど、良いことはおきるかなぁー。
なんて。
『こら優衣花!歯磨きしながらうろちょろしないの!』
食べ終えた食器を
テキパキと片付けながら、
歯ブラシをくわえてる私にお母さんからの一喝。
『ふぁ~い』
歯ブラシをくわえたまま
洗面所に行き口をゆすぐ。
タオルで口を拭いた私は
リビングに行き
イスの上に置いてあるカバンを手にとり、
姿見の鏡で可愛いと
評判の制服を手直しして………
行ってきます
といい家を出た。