年下の君に愛されて、、、【長編】
なんて少し意地悪したくなる。
いつもからかわれてる私だもん。
たまにはからかわせてよね。
『なっ!…わかってるよ!別に俺が居なくても変わんねーしな!むしろ邪魔だな』
少し真っ赤になって拗ねて早口な悟を
また可愛いと思ってしまう。
『ごめんてば~からかってみただけ。』
少し笑いながら言う私をチラッて見てまたブスッと拗ねる悟。
『…どーせ、俺はついでだろー…』
『違うよー悟が居てくれた方が楽しいもん。ね?』
『…っー!』
うつむき加減な悟を下から覗き込む。
目が合ってパッと背けてしまったけど
真っ赤な顔して目を見開いて言葉につまる悟。
なんか…こっちまで照れが移ってしまいそうなくらい。
『ま…まぁーいいや。ジュ…ジュースおごってやるよ』