年下の君に愛されて、、、【長編】




なんて少し意地悪したくなる。


いつもからかわれてる私だもん。
たまにはからかわせてよね。



『なっ!…わかってるよ!別に俺が居なくても変わんねーしな!むしろ邪魔だな』



少し真っ赤になって拗ねて早口な悟を
また可愛いと思ってしまう。



『ごめんてば~からかってみただけ。』


少し笑いながら言う私をチラッて見てまたブスッと拗ねる悟。



『…どーせ、俺はついでだろー…』



『違うよー悟が居てくれた方が楽しいもん。ね?』


『…っー!』


うつむき加減な悟を下から覗き込む。


目が合ってパッと背けてしまったけど
真っ赤な顔して目を見開いて言葉につまる悟。


なんか…こっちまで照れが移ってしまいそうなくらい。



『ま…まぁーいいや。ジュ…ジュースおごってやるよ』



< 101 / 230 >

この作品をシェア

pagetop