年下の君に愛されて、、、【長編】
『そうなんですか?羨ましいですよ!』
『私も羨ましい~』
徹くんと一緒なら余計に最高だよ。
なぁんて、そんなこと考えながら
海を見て又、いいなぁ~と思った。
『おい!バカ優衣花?二人もう行ってんぞ早くしろよな』
海を見て風を感じてた私に
頭をバシって叩く悟。
クルッと振り返り、
『痛いし。もうもっと早く言ってよね~』
頭を抑えながらそう言う。
ほんと、それが好きな人にする態度?
って自分で言うのはおかしいかな(笑)
叩かれた所をまだ抑えて悟を見る私に
『…ごめん…な?』
そう口元を手で隠し目を逸らす。
“うるせーよ”と返ってくると思い込んでた私は
『へ?』
っと口から声が漏れてしまった。
だって、ごめんって。
それに照れてる時の行動。
口元を隠す癖。