年下の君に愛されて、、、【長編】
『照れてるんだ?』
なんてからかってみたりするんだけど…
『悪いかよ?好きな奴に言われたら嬉しいだろ』
なんて私が照れてしまう。
『…っ。ストレートすぎだから』
ストレートに言われると恥ずかしくなるじゃない?
その後負けじとからかってみたり
でもからかわれたり。
そんなことを繰り返しながら残りの準備。
帰ってきた徹くんたちと野菜を切ったり
どんどん外に運んで焼いていく。
正月だからすごく寒い。
だから厚着。
当たり前に風が冷たい。
『美味しいね!でも寒い~~』
亜優花がお肉を食べながら
風でなびく髪の毛を抑える。
『寒いなら…これ着る?』
隣にいた徹くんが
着てるダウンを脱いで亜優花にかける。
それを視界に入れた私の胸は
またドクンと波打つ。