年下の君に愛されて、、、【長編】
『あ、ありがとうございます…徹先輩は平気ですか?』
『厚着してるから平気だよ』
ニコッと微笑んだ徹くんの笑顔は
私に向けてくれる笑顔と少し違う感じがした。
でもそれはきっと私が嫉妬してるからで、
ただ暗いからよく見えないからで、、
ズルイ―…
なんて思うことなんかじゃないわけで…。
『優衣花…。お前は?』
悟が私の頭をポンと叩く。
きっと気づいてる。
私が落ち込んでることを。
『大丈夫だよ私は』
でも笑えない私は少しうつむいて
お皿に残ってるお肉を食べた。
あまりお腹に入らなくて、
話した内容もうる覚え。
そんな感じで焼き肉は終わって、
片付けし終わった後お風呂に直行。
楽しい旅行のはずなのになぁ…。