年下の君に愛されて、、、【長編】
振り向くと顔に傷だらけけの悟の姿。
『…別に…なんでもねぇし…』
サッと目線を私からはなすと、
手で傷だからけの顔を隠して
通り過ぎてく。
グイッ―
『でっ…!』
思いっきり私の前を過ぎてく
悟の制服を引っ張った。
それに首が締まったのか
痛そうに首を抑えてむせる。
『あ…ごめんごめん』
引っ張ってた制服を離しそう謝った。
眉間にシワを寄せて、
私を見る悟は不機嫌そうに
なんだよと答えた。
口調ややることはいっちょ前に
高校生みたいで中学生に見えない。
『うち来たら?手当てしてあげるよ』
私の言葉に
は?
という表情をする悟を、
又お構いなしに制服を引っ張って
エレベーターに乗せた。