年下の君に愛されて、、、【長編】
軽く会釈してから入る私。
徹くんの部屋には亜優花がちょこんと座ってて
まだ緊張してる感じだった。
『優衣~…遅いよぉ』
『ごめんね?でも2人っきり、良かったでしょ~?』
『んー…でもぉ』
『亜優花?私は大丈夫だって、それにだからって亜優花との関係壊れないでしょ?』
『うん…』
捨てられた子犬みたいにしゅんとして頷く亜優花。
ほんと、そんな風に気遣ったり、てか
悪い気ばっか感じてるから前に進まないのよ!
って言いたいよ。
今度気ぃつかったら
怒ろうかな?(笑)
徹くんはあの日から気遣ったりしてくれた事もあったけど
私が
“普通に今まで通りでいいの。そっちのがいいから”
そう言った時から普通に接してくれてる。
『優衣花ちゃん何飲む?』
部屋を出て行こうと立ち上がって
私に聞いてくれた。
『あ、私は』
『アップルジュースだってさ』
言おうと口を開いた時に、
横に居た悟が口を開く。