年下の君に愛されて、、、【長編】
『悟に聞いてないだろー優衣花ちゃんだって』
『あ、アップルジュースあったらいいなぁて…』
『ほんと?合わせてない?』
私は軽く笑って頷いた。
『ほら、言っただろ~』
得意気にそう笑って言う悟を見て
バカと一言。
徹くんはみんなの飲み物を聞くと
部屋を出て行った。
『なんでバカなんだよ』
拗ねた表情で私を見る。
『得意気に言わなくてもいいでしょ』
『お前のそんくらいのこと、自慢に入んねーよ。もっと分かる』
ストレートに恥ずかしい事を口にするから
悟に向けてた目線を段々外していく。
『悟くんて良く見てるのね?優衣のこと』
やり取りをじっと黙って見てた亜優花が
そう口を開いて言う。
『当たり前。沢山知ってる』