年下の君に愛されて、、、【長編】
『なんだ知って…って、え?知ってるの!?』
てっきり
隠してるんだと思ってた。
徹くんも普通だったし。
『おう。最近な?学校でどうだった?とか…聞いてたらさ。バレた』
悟…
聞いてたんだ。
心配してくれてって事でいいのかな?
『ごめん…嫌だったよな?』
『ううん。大丈夫だよ?徹くんにバレてても私は気にしな…』
『違う。じゃなくて…俺が…優衣花のこと聞いたりしてて』
髪の毛を少しクシャっとしながら
私の言葉を遮り言う。
『そんなわけないじゃん。嬉しいよ?心配してくれてたんでしょ?』
あまりにも弱気な悟が目の前に居るから
少しだけね?抱きしめたくなった。
もちろん。しないけどね(笑)
『んー…っ…もぅーいいだろ?はい!終わりっ!』
ほんと、悟って照れ屋だと思う。
なんて本人に言ったらきっと拗ねるだろうな。