年下の君に愛されて、、、【長編】


笑って話す悟はそうやって言うけど私の為だってわかってる…

傷つけて待たせて、辛い思いさしてるのに
私はその気持ちに甘えてる
自分が傷つきたくないから…


『悟…私』


『気にすんな、大丈夫だって、今まで想ってたんだ簡単に諦めねーけど、それで傷つけてんなら嫌だからさ?』


そう言われた私はその後何も言えなくなって
これで良かったのか
自分の気持ちを偽りすぎて分からなくなって
ただ“大丈夫”と言う悟の言葉を聞くだけて
他に考えられなかった。




『じゃーまたな』


『うん』


閉まるドア。
またなと言った顔が頭に残る。
ダメだな傷つけてばっかだな…
悟の気持ちが痛いくらい分かるはずなのに


そう思うと勝手に体が動いて閉まったドアを開けて
2階で止まってるエレベーターを呼んで2階まで降りる。
扉が開き、悟の部屋まで向かう。

行って何を言うのかも分からないのに
足は部屋へと向かってく。


『あ…』


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