年下の君に愛されて、、、【長編】


『わっ…悟だ』


『返ってきた?確認してみて』


と笑いながら見てくる亜優花。
おそるおそるメールを開く私。
メールには“まぢ?優衣花が良いならいけるけど”
そう書いてあった。
どういう意味か理解できなかった私は
送信ボックスを開きメールを見た

“日曜日どっか行かない?”

メールを開くとそう書いてあった。


『なにこれ!亜優花勝手に~』


『だってこうでもしないときっかけなんて一生無いかもよ?』


『そうかもしんないけど…』


『ほら、返してあげてメール』


そう言われてまたメールに視線を落とす。
返すって言ったって…。なにを送ればいいのよ…

今さら無理なんて言えないし…
少し考えた末

“じゃあ明日また時間決めよう”

そう送った。
送ったあと、ため息をついて携帯を置く。
メールで緊張なんて初めてだよ…。


『どうしよ~』


『優衣、楽しんでね』


『そんなこと言われても…』

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