年下の君に愛されて、、、【長編】
それにもしかしたら?
気持ちが私に伝わった事で飽きちゃうかもしれない
そう考えて怖い…。
結局、日曜日は映画に行ってから私の家でご飯食べるって流れで決まった。
『じゃぁまた日曜日なぁ』
そう笑って帰る後ろ姿を見送って、
はぁ…とため息が漏れる。
数十分いただけなのに息がつまるくらい緊張した私。
私じゃないなぁー…こんなの
~~♪
ポケットに入ってる携帯がバイブ音と一緒に震える。
画面には【亜優花】の文字
『もしもし』
“あ~優衣?決まった?”
タイミング良すぎ亜優花
なんて思いながら予定を話す私
“ご飯がチャンスだね!頑張ってね!”
なんて人事。
この気持ち知らず軽いなぁ亜優花…
『無理…言えない』
相変わらず弱気な私。
“駄目だよー悟くん、本当に諦めちゃうよ?”
それは嫌…だけど怖くて無理なんだもん…
“とにかくファイトだよ優花”
そう言って半ば強引に電話を切る亜優花
はぁ…