年下の君に愛されて、、、【長編】
今日何回目?
ってぐらいため息をついてる。
日曜日…
何着て行けばいいんだろ?
どんな話ししたらいいの?
何の料理作ったらいいの?
考えれば考える程きりがなくて
頭がショート寸前…
やっぱりこんなの私じゃない…。
――――――――
―――――…
――……
『優衣花ー?悟くんよー』
リビングから私を呼ぶお母さんの言葉に
ビクッと反応する体。
急に早くなる心臓を落ち着かせようと
胸に手を当て深呼吸…
でも落ち着かない…
『優衣花ー?』
ガチャ…っと開くドア
にまたビクッと反応する
『あら、オシャレして珍しいわね』
『え?気合い入ってるよに見える…?』
ヤバい…
これじゃあ悟にバレるかもしれない…。
『もしかして悟くんと…まさか?』
お母さんは少しニヤニヤして聞いてくる
私は“違うから!”と言って玄関に急ぐ
でも見破ってるのか
『ふーん…そっか~優衣花がね~』
なんて言って私の背中を叩く