年下の君に愛されて、、、【長編】
ライバル side悟
『純哉~…俺…泣きそぉ~』
『は?いきなりなんやねん?』
『片思いって辛いんだな…』
机にうつ伏せ状態でつぶやく俺に
『あぁ、例の年上幼なじみか?』
そう聞いてきた。
『お前はいいなぁ』
あの優衣花に二回目の告白した日に俺が手伝ってやった告白。
無事付き合った純哉と佐々木
ムカつくくらい目の前でイチャイチャイチャイチャ。
俺だってそうなりたかった。
『なんやお前諦めるんか?』
『だってよ…怖がられたら』
あの時、当てずっぽで“俺が怖いんだ”と聞いた。
でもまさかの本当にその通りだったらしく
正直キツかった。
好きって伝える事が怖がらせてたなんて
全然知らなかったから。
最近、おかしかった。
それが一気に頭ん中で繋がった気がした。
それに日曜日誘われた時
死ぬほど嬉しかったし、めちゃくちゃ緊張したんだけど
気ぃ使ってくれての行動だったんだなて思った。