年下の君に愛されて、、、【長編】


じゃあなんで日曜日俺を誘った…?
あの時しどろもどろになって話そうとしてたのは何?


まさか俺、自分からチャンスっていうか
機会逃してるんぢゃないか?

そうやったら…俺バカやぁ…



『まぢかぁ~…』


口から漏れる声
頭を抱えて机にうなだれる

それを笑いながら“バカや”なんて言う純哉

俺なんで純哉の時は好き同士てわかったのに
自分になったら全然なんやろ…



『俺言っちゃった、幼なじみにもどるって』


『あぁ~あ』


『バカゃ俺~~』


『お前おもろいな』


人事みたいにからかいやがって!
何年想ってた気持ちやと思ってる…
届かない想い隠して
爆発させてしまって必死に頑張って…
チャンスの時に俺は…。


はっきりわかんねーけど
こんなとこで終わるわけには行かないんだよ

ちょっとでも100分の1でも
俺に気持ち向いてるなら気持ち伝えるの諦めたりなんか
絶対しない…。



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