年下の君に愛されて、、、【長編】



『今の?あぁ…神沢君て言うの』


知らねーよ名前とか
俺が知りたいのは関係なんだよ関係!
俺の表情で察したのか優衣花は


『クラスメートだよ』


そう笑って言った。
そう言うけどあいつは絶対好きだぞ。
一緒だ、見れば分かった。
お前を見る目が明らかにただのクラスメートに対して
向ける目ぢゃない。



『悟…?』


なぁんも分かってない優衣花に
俺はイラッとした。

なんでお前はそう鈍感なんだよって…
お前のこと諦めるワケないだろって…


お前は俺を意識してんじゃねーのかって


そう考えたら腹が立ってきて
ライバルっていうの?あいつ。
その存在にも腹が立って
だって俺より近くに居れんぢゃん?
学校も年も近くてさ。

考えだしたらキリがなくて
わけわかんなくなって





『お前俺のこと意識してんじゃねぇのかよ』


なんて確信のない言葉を口にしてた。
口に出してしまったあと我に返った俺。



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