年下の君に愛されて、、、【長編】
そう平謝りしたそいつは
俺の横にあるインターホンを押す。
でも出ない優衣花。
当たり前だ
俺だと思ってんだからな
って……悲しいな…
『あれ?』
そう言うと携帯を取り出し
電話をし始めた
携帯から微かに聞こえる明らかに優衣花の声。
するとガチャっと開いたドアから優衣花が顔を出す。
やっぱ居た…。
『ごめんね…気づかな……く…て』
チラッと俺を見て言葉の途中で黙ってしまう優衣花
『どうしたの?優衣花ちゃん』
『あ、なんでもない…上がって?』
そう言い男を入れようとする優衣花
は?なんで?
なんで中に入れるわけ
さっさと閉めようとするドアをとっさに止めて
優衣花の腕を握る
『なっ……』
『なんで無視すんの』
少し黙った優衣花は
『忙しいから』
そういって
腕を払おうとする
けど離してやんない
『さっきの本当?気になってたの知っててって言ったこ…』
『やめて!!!』