年下の君に愛されて、、、【長編】
俺の大好きな奴 side悟
優衣花に自分の気持ちを伝えてから
もう何日か経った。
姿を見ないように避けてから何日も…。
あの日、俺は手当てして貰う為に
わざと喧嘩した。
いや、最初はほんとに喧嘩だった。
でも
手当てしてもらい始めてから
俺はまた会いたくて喧嘩した。
今は嫌でも喧嘩をふっかけてくる奴らばっかりで、ほとんど毎日。
ありがたいぐらいに俺は優衣花に会えていた。
でも、優衣花が言った一言に
会えるだけで良かったと思っていた
この気持ちがそれ以上になったんだ。
ふくらんで破裂してしまった。
“弟みたいだからね”
何回も言われたことのあるこの言葉。
我慢できていたこの言葉に。