年下の君に愛されて、、、【長編】
そう悪戯っぽく笑う徹兄は
やっぱり俺の憧れだと改めて
そう思ったんだ。
『そんなに心配かけてないし』
『あはは。そうか?』
徹兄。
徹兄みたいに俺はずっとなりたいと
そう思ってた。
俺が悩んでたり落ち込んでた時
いつも解決してくれたんは徹兄だったから。
だから今決めた。
俺は徹兄に追いつき追い越す。
無理かもしれないけど
優衣花を諦めるのはやっぱり
それこそ無理だと思うから。
だから俺は
優衣花に気持ちを伝え続けるんだ。
って決めたんだ…。
『ん……。』
あ…れ…。
俺…寝ちゃってた?
徹兄が部屋から出ていった後
俺はベッドに寝ころんで、
色々と考えてた。
俺が優衣花を悩ましてんだよな。とか
優衣花は何を考えたんだろう。とか