年下の君に愛されて、、、【長編】
考えれば考えるほど
苦しくなったけど
やっぱり俺は好きだから。
諦めるなんてできない。
だったら俺は何ができる?
だったら俺は何をすればいい?
そんなことを
ずっとずっと考えてた
日頃使わない頭を使ったから
眠くなったんだな多分。
俺はゆっくりとベッドから起き上がる。
今日は動く気なかったから
誰とも約束してねえんだよな。
逆に遊んで
考えないようにすれば良かった。かな?
徹兄…どこ行ったんかな。
俺は壁にかかってる時計を
チラッと見た。
18時半すぎかぁ。
俺寝過ぎ。
てか…徹兄いつもならいる時間だよなぁ。
母さんは帰ってくるのが遅いから
いつも徹兄がご飯を作ってる。
父さんは居ない
離婚したんじゃなくて、
仕事帰りに事故で死んだらしい。
俺はちっちゃかったから父さんの顔は
写真でしか見たことがない。