年下の君に愛されて、、、【長編】




そう言った。

亜優花は高校でできた友達で、
名前に同じ“優・花”
の文字が入ってるって
些細なことから仲良くなった。


いつも元気で、
私より背は少しだけ低く、
幼くて天然で可愛い系、だからモテるんだよね。


フワフワな髪の毛で、
まつげなんて長くて、
痩せすぎず、太すぎず。


おまけに性格もよかったら、
なるほどねって納得するでしょ?



でもまぁ
亜優花にもそりゃあ欠点
ってあるわけで、

それで幻滅するわけじゃないけど


亜優花、
怒るとすっごく怖いのよね。

なんてゆーかオーラが?

ほら、よく漫画の怒る場面で
“ゴゴゴゴ”
みたいに真っ暗く背景がなるアレみたいに。



普段はでも、
すっごくいい子で大人しいんだけど


『優衣~…今日ね、変なおじさんに“学校まで送ろおか?”って声かけられたの』



少し涙目で話す亜優花に、
よしよしと頭をなでる。




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