年下の君に愛されて、、、【長編】
私は精一杯キッと二人を睨みつけて
『あ…あんたらの顔と学校分かってるんだよ?言っていいの?』
そうゆっくりとつまりながら言う。
『……。』
二人の男は、悟をキッと睨みつけると
足早に走って行った。
良かった……。
私はゆっくりと悟に視線を移す。
悟は、地面に落ちた鞄を持ち
学校の方に歩いてく。
『さとる!まって』
私の声にピタリと止まる悟。
ゆっくり振り返って“なに?”
と私を見ずに言う。
私は悟に駆け寄って
『手当てするから家きて』
そう言った。
悟は“いい”と呟いて、
くるりと体を動かして歩いてく。
だめだよ
ここでもチャンスのがすの?
しっかり…しないと。
そう思うが早いかもう行動してた私。