年下の君に愛されて、、、【長編】
少し照れた表情と、ニヤっと
笑いながら言った悟の言葉を
理解するのに少し時間がかかった。
理解した私は段々と顔が赤く
なってくのが自分でも分かるぐらいで
戸惑ってしまう。
『あ…その照れた顔もいいかも』
なんてそう言った言葉に又
反応して赤くなる顔。
どうしたんだろ。悟のペース
に完全巻き込まれてる…。
悟のことほんとに今まで弟みたい
に思ってたから気づかなかったんだ。
こんなに男の子の考えがあるなんて。
それに一番びっくりしたのは
さっき悟が私を助けてくれた時
庇ってくれた時、
フッて心が軽くなって安心して
“ヒーローみたい”
って無意識に思っちゃったこと。
私の中でも悟に対する考え方が
どんどん変わってきてるんだ。
でも、これは私の中だけの秘密。
【ごめんね…。side優衣花】
~end~