年下の君に愛されて、、、【長編】
俺は優衣花の方に足を向けて歩き始める。
少し歩くと見えてきた優衣花の姿。
と…知らない男2人組の姿??
……誰だあれ。
絡まれてんのか?
って…なにあいつ優衣花の手握ってんの?
嫌がってるよな?優衣花。
遠くから立ち止まってしばらく見てた俺。
だけど、ベタベタ触ってる男2人組に
段々とイライラが増す。
俺でも触らねぇのに…。
そう思ったら、勝手に足が動いてた。
『ちょっ…離し』
優衣花が掴まれてた腕を払おうとした時に
グラっとバランスが崩れて
後ろに倒れそうになる。
うわ…あぶねっ!
ポンー…。
俺の体に後ろから倒れる優衣花を
支えて俺はキッと2人を睨む。
『あ?お前誰だよ』
腕を掴んでた男はそう俺を見ると
鼻で軽く笑いながらそう言った。