年下の君に愛されて、、、【長編】
クリスマス…
私は徹くんに新しいマフラーをあげたんだ。
“ありがとう”
と笑顔で言ってくれたのが忘れられない。
悟にはもちろんあげた…手袋を…。
だって、悟よく手を寒そうにしてるから。
でも、何気に一番悩んだのが悟のプレゼントなんだよね。
あげた時に
とても嬉しそうな表情で言うから気持ちが嬉しくなったんだ。
『ねぇ?優衣』
『ん?』
手に、ハァ…と息をかけてる私に
横で歩いてる亜優花が尋ねる。
『あれ、徹先輩だよね~?』
え?どこ?
亜優花が指差す方向に門の前で
腕を組んでもたれかかってる徹くんの姿。
『あ、ほんと』
私と亜優花ゎ駆け足で門の前にいた徹くんのそばに行く。
『どおしたの?徹くん』