人魚物語
レオは、目の前にいる人魚に自己紹介をして名前をつけた。
『私はレオ…あなたを作った者よ。
そして、あなたの名前はリオ。』
「レオ…?リオ……?」
リオは確かめるようにして、レオと自分を交互に指差した。
『そう、レオよ。よろしくね……―。』
なぜか分からないけど、レオは急に眠くなった。
『リオ…私、しばらく寝るわ。
あなたは、ここの近くで魚の皆と遊んでて……』
レオはリオと話している途中なのに、寝てしまった。