*続*眼鏡依存症☆キッカケは先生!?☆
「おはよー。」
「おはようございます。」
「はーざいまーす。」
校門に立って挨拶運動。
制服よし、挨拶…よし?
まぁ、返してくれるだけよしとしよう。
「おはよう、亜希ちゃん。」
「おはよー。はい、スカート直して。」
まだこんな年だからか、なぜかチャン付けで呼ばれる。
ちゃんって……と言う突っ込みはなしの方向で!!
スカートを嫌々ながら直してその女子生徒が、次はにやにやしながら話しかけてくる。
「赤井先生とは、どうなの?」
「どうなのって…何にもないけど。」
なぜか、新くんとの事を聞いてくる生徒が絶えないのはなぜ?
学校では特に何もしてないし、言ってないのに……
ちなみに、あたしたちが通っていた時とは変わって、全寮制では無くなっている。
遠いところから来ていたり、何らかの事情がある生徒は寮で生活している。
「嘘だぁ!」
「嘘じゃないけど。なんでそんなこと……」
「まあいいや!じゃあね?」
あぁ、行ってしまった・・・・・・。
どうしたものか。
「おはようございます。」
「あっ、おはよう。」
今はそれどころじゃない。
後で考えよう。
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