ザ・ジャッジ
【ジャッジ・そのー26】


テレビより
もしもジャッジ。




ある日、
私は霊が出ると言う
山奥の廃屋敷に
友達2人で行きました。




特にその廃屋敷では
何も起こらず、
つまらなくなった私達は
車に乗って帰りました。




帰り道は一本道。


この道の突き当たりに
廃屋敷があるので、
帰る方向はただ一車線。




ゴトゴトと
舗装の悪い道を
揺られながら来た道を
戻りました。





だけど、
帰る途中。

先程通った途中にある
壊れた社の隣を
通過した瞬間、

社から
スッと白い何かが
車の後を捉えました。





横目で見ていた自分は
気のせいかと思い、
ふとバックミラーを見たら、
後部座席に
薄くボヤけた女の人が
映っていた…





ヤベ……



モロ見える…



俺だけ……




こんな時皆さんなら
どうします?




相変わらず、
隣で馬鹿な事を
話してる友達は
1ミクロも気付いて
いません。




さあ…

いざ

ジャッジ!!!!





ー1ー

友達に伝える






ー2ー

黙ってセブンまで行く
(明るいとこまで)




みなさん。
よ~~く
考えてみてください




確かに怖いから
友達に伝えるのも手です。




見た瞬間
「うわ!」
っと言ってしまうかも
しれません。




しかし、
そこは我慢した方が
良いと思われます。




何故かと言うと、

教える事により
友達もパニックに
なりかねなく、

余計怖いじゃありませんか。




なら私は
ー2ー
の黙ってコンビニまで
行く。

を選択しますよ。




もちろん見えてる間は
すんげえ怖い。



このまま
霊を無視し続けると
コンビニ着く頃には
大抵いなくなっています




問題は
どちらに取り憑いたかが
重要です。




ほぼ、9割
自分であろう
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