ザ・ジャッジ
【ジャッジ・そのー28】


よーし!やるぞう!と
今日は初仕事の当日。



会社で採用が決まった私は、

やる気満々で
朝の目覚めを迎えた。




しかし、
身支度を済ませ
トイレに入り
用を済ませ
出ようとすると、

誰もが耳を疑う
信じられない事件に
出くわした。




……あれ?




トイレのドア…

開かない…?




鍵がかかってる
訳じゃない。




ドアのノブを回しても
何故か空回りして
開きはしない。




体当たりしても
一向に開く気配はなく、

リアルに
自分ちのトイレに
閉じ込められてしまった




最悪な事に家族の者共は
すでに誰もいなかった。




者共!!
であえであえー!!

と叫んでも誰も助けて
くれないこの状況。




慌てて携帯電話で
出掛けた母親を呼び戻した。



出先なので、
戻るのに30分。


更に外からドアを
引いても開かないので

その時間で30分。



仕方無く
レスキューを呼び
助けてもらうのに
一時間。




合計二時間。




問題はこの後。

会社に何て言うか…




こんな出来事
信じられない。




自分ちのトイレで
レスキューて…




自分が聞いても嘘だと思う。




さあ…何て言う…?




ラスト

ジャッジ!!!!




ー1ー

正直に言う




ー2ー

なんか誤魔化す




結局作者は
ー1ー
の正直に言うを選択。




…やっぱり信じて
もらえませんでした。




皆さん、
こんな場合は、
誤魔化す事を
お勧めしますよ。




まあ
そんな事
普通の人なら
起こらないけどネっ!!









………





以上で
庶民の全ジャッジは
終了でございます。




貴族の皆様

ご愛読
ありがとうございました
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