大好きMAX
心の中で、必死に自分と自分が言い訳をしていた。
意味はないとわかっていても、自分だけちがうと思われたらいやだった。


「まっ幸は考えていたけど、考えているうちに寝てしまったっていうオチだろ?」


「そうなのっ!」

功がわかっていてくれたことにホッとした。


少しして、ノンと武が説明を終えて、私たちのところへ戻ってきた。


功のお母さんは

「忙しいとは思うけど、私もほかのことで時間がないの。みんなで頑張って!それじゃあね♪」


そういい残して、メイクさんとスタイリストさんと一緒に、あっという間に車に乗って行ってしまった。

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