大好きMAX
鼻歌を歌いながら、空を見上げた。

今日も青空で、太陽もさんさんと私たちを焼き付けているみたいだった。

もうすぐ秋って言うのに、暑さはあまり変わらない。


「な~ぁ、幸はおやっさんとかから、あの話聞いた?」


「あの話って?」

お父さん達は何にも言ってなかったけど…

「やっぱりか…」


最初からわかっていたような口ぶりで、功はため息をはいた。

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