すれ違い続けて
†芽衣†


美九嬉しそう…。
私は汰衣夢くんの隣で、ただぼーっとパンをかじっていた。
と、ケータイが鳴る。
美九からだ。

<今から告ってくる!>

驚いて美九を見ると、美九は私を見て頷いた。

<頑張って!>

そう返事をして、席を立つ2人を見送った。
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